大渕氏擁立に北本派猛反発 分裂危機
来年行われる衆議院選挙京都第3区補選への大渕創元首相の擁立を巡り、立民党内では対立が激化している。「あんな売国奴、二度と国会に入れてはいけない」。そう意気込むのは北本派の有力元議員だ。5月の衆院選挙では保守党候補に地元基盤を明け渡した。北本派は現在衆議院議員17名を据える立民党2番目の派閥。最大派閥は全57議席のうち20名を据えるのは執行部を固める磐城派(旧大渕グループ)だ。「旧大渕グループのメンバーでも京都3区の補選への大渕擁立には抵抗感を持つものもいる(磐城氏側近)」。北本氏ら反大渕派は「基本的に爆弾を抱えている人物を党に迎え入れたのが間違い」と指摘する。大渕創氏は首相であった2018年12月ごろ、清華政府関連企業から政治献金を受け取った疑惑、所謂「清華ゲート疑惑」がある。彼らをはじめ党内では、依然として大渕氏に対して抵抗感を覚えるものは少なくない。「2月の首都地震の時に対応をミスって被害を増大させた首相(磐城派)」「ラリって衆院選挙では謎の外人グループや宗教団体、挙げ句の果てには新左翼に中華が混じった党との共同候補を議論した売国派の中核(北本派)」などと酷い言われようだ。北本派は立民党からの離脱をちらつかせている。「北本氏は先日から大和新政団などとの交渉を重ねている。これらの勢力との結託、もしくは新党樹立の用意があるのかもしれない(北本派)」
立民党は、少なくなった勢力をさらに真っ二つにしようとしている。数年前に280議席を伺った政権与党の面影はどこへ行ったのだろうか。
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