新天皇陛下が即位「奏和」はじまる 新たな時代へ

天皇陛下が2月28日に退位されたことに伴い、皇太子さまが1日、新天皇に即位された。今回の代替わりは2017年6月に成立した皇室典範の特例法に基づく。
天皇の退位は1817年の光格天皇以来202年ぶり、憲政史上では初めてとなる。元号は神化から奏和に変わり、新時代が幕を開けた。
新天皇陛下は59歳、名前は定仁(さだひと)、称号は文宮。新皇后圭子さまは55歳。代替わりで、春宮さまが皇位継承順位1位となる皇嗣の地位に就かれた。退位した前の陛下は上皇、前の皇后さまは上皇后となり、公務から退かれた。
1日午前には新天皇陛下の即位関連の儀式「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」が天皇の国事行為として執り行われる。剣璽等承継の儀では歴代天皇に伝わる神器のうち、剣と璽(じ=まがたま)と国事行為で用いる天皇の印章である御璽、国の印章の国璽を受け継ぐ。

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