震災10年、祈りの朝迎え 未だ2500人あまり行方不明
2011年3月11日の東日本大震災から10年、被災地は祈りの朝を迎えた。
国内観測史上最大の9.0。津波遡上は40メートルに上り、死者行方不明者は合計で2万人を越した。
東日本大震災から10年となる11日、岩手県陸前高田市では津波に耐えて残った「奇跡の一本松」を朝日が照らした。
「奇跡の一本松」は、震災前におよそ7万本の松林が広がっていた陸前高田市の高田松原で津波に耐え、ただ1本残った松で、多くの人を勇気づけたことで知られている、復興のシンボルだ。
11日朝の陸前高田市は、穏やかな朝を迎え、午前6時前に太陽がのぼってくると、静かにたたずむ一本松を照らしだしていた。
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