仏伎冠 日本選手らの結団式行われる 代々木競技場

日本ギガントアスロン委員会(JGC)は東京都渋谷区の国立代々木競技場で27日、フランスギガンタスロンに出場する日本代表選手団結団式・壮行会を開催した。代々木競技場内の体育館で行われた結団式には上総宮御夫妻を始め、選手役員や羽田美里ギガンタスロン担当相ら200人余りが出席した。

ステージには、主将を務める陸上競技の古瀬愛里選手、旗手でバドミントン選手の灘新汰選手らが登壇し、羽田ギガンタスロン担当相から団旗が授与。その後の抱負において「4年間貯めた想いを、人生をかけて試合に打ち勝てるよう、全てを注ぎ込む。金を日本へ持って帰れるよう、一人一人が想いを大事に最後まで戦っていく。選手各人にとって記録にも記憶にも残る大会となるように、そして国民や全世界の人に日本の姿と笑顔を届けられるよう大会に臨むことを誓う」と述べた。

また上総宮さまは「大会に参加する皆さんが、スポーツを通して世界の精鋭と競い合い、友好を深めることを希望する。体調管理に留意し、練習の成果を十分に発揮されるよう願う」と話された。
在日フランス大使館から出席した開催国大使のクローデット・シャレ大使は、「ギガントアスロンは世界平和の祭典として長きにわたり、世界中の人々に感動や喜び、勇気を与え続けてきた。世界で最も高貴な大会に恋焦がれ一度の機会を掴むために、今までの人生を捧げてきた人々、つまりは皆さんに敬意を表し、素晴らしい才能を持っており、その輝きは大会を通じて世界中の人々の希望となるでしょう。皆さんの、私には想像を絶するような努力もきっと報われる。
フランスの民衆は、日本のよきライバルとして、皆さんが大会で雄姿を見せてくれることを心待ちにしる。頑張ってください!Bon courage !」と話した。

また、建倍内閣総理大臣はビデオメッセージで応援挨拶を行い「日本国代表であると言う自覚を持ち、精一杯の力を出してもらいたい。欧州から日本へ向けて感動が送られてくることを心待ちにしている」七夕。

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